探求メモランダム

何だかなぁ常にいつでもままならない

入社一年未満で退職した。

三年は勤めろという世の中で、一年未満で退職したマン!!!

2018年のバレンタインに私は、退職しました。
それも穏やかな円満退職ではなく、バックレに違いやり方で職場から消え去りました。

もし、退職したいと悩んでいる方がいらっしゃっても、あまりこの方法は真似しないほうが良いと思います。
しかし、私にとって前職は、自分の健康を害してまで行うものではありませんでした。
というかぶっちゃけ、どうでもいいから早く辞めたかった。

 

そもそも私が退職を思い始めたきっかけは、1ヶ月間の研修を終えて配属された時でした。その職場に到着するやいなや、なにやらおっさんたちから「こんなとこに若い人がきちゃいけないよ」と思いがけない歓迎がありました。
その後も、君が定年するまでここがあるとは思えないといった将来を悲観するじじい達の戯言を何度聞いたことか。
私がもし管理職の立場だったら、ここまでの人生を投資して入社してくれた新人に対してそんな言葉は絶対に言わない。

 

まーその他にもいろいろあって、若干精神的にしんどくなりました。
11月に年内でやめたいという内容の退職願を提出したところ、3月末まではいてほしいと言われてしまいました。反論したところ、無言の無視。なんだこいつらは…となりました。

 

そういった経緯もあり、3月末までは勤め続ける予定だったのですが、やはり年が明けてから限界を感じ始めました。
まずは、1月に10日あった有給をすべて使いきりました。
2月には、朝起きて布団を上げようとしても体に力がはいらず、1週間近く欠勤をしてしまいました。それから1週間後のお昼に、上司から電話があり、このまま休んでいると懲戒解雇にするぞとお達しが。もちろん仕事なのでそれもしょうがないですが、懲戒解雇はあまりにもまずいと思いました。

 

ので、
メンタルヘルスに行き、休職するべき状態であるという診断書をいただきました。メンタルヘルスでは、今の状況、今まで辛かったことや大変だったことを泣きながら訴えました。

 

さて、ここまで来た私は、変な気合が入っていました。
なんかもうどうにでもなれー的な。

私が次に取った行動は、深夜の職場に侵入することでした。
侵入といっても社員ですからなんの問題もないんですが、さすがに人に合うと気まずい…。
この時ばかりは、ミッション・インポッシブルだなこれとかつぶやきながら脳内が痺れまくってました。
無事侵入を果たし、スマホのライトで照らしながら、自分の机や私物を整理回収し、退職届と診断書をおいて撤収しました。

 

そして私の連絡先を知っている職場の方の電話を着信拒否。
次の日からはなるべく家にいないように、近場の健康ランドに避難。3日後、郵便受けに退職者への案内が来ていることを発見し安堵。
という流れでした。

 

こういった辞め方は非常によくないと思います。
しかし、自分と自分を大切に思ってくれている人たち、これからの将来のためには致し方なかったと考えています。
周りの人からなんと言われようと、自分にとって大切なひとから「いいんじゃね」といってもらえればそれでいいと。

 

もし、周りの心配や、自分の体調を無視して無理に働き続けている人がいれば、もちろん周りに相談の上なるべく円満退職を目指してほしいと思います。
しかし、状況は人それぞれ。
こんな方法で辞めてしまう人間もいました。
こんな辞め方デメリットも山だらけです。
職場にいた数少ない心を許せる人に迷惑をかけてしまった罪悪感、同僚への申し訳無さ。心の中で自分を侮蔑する声が聞こえます。
まー、何はともあれ間違った決断ではなかったと思える様そんな人生にするために今後努力していくしかないと思うのでした。

皆さんも無理せず、合わないものは合わないです。